2009年度取材

円城寺 守 教授 [理学博士]
鉱床学研究室(教育学部 理学科 地球科学専修)
所在地:早稲田キャンパス6号館

恒例のフィールドワーク

 鉱床学研究室は、中にも外(廊下)にも、岩石や鉱石の標本がいっぱい。その上、顕微鏡や解析のための機器がぎっしりで、歩くのも大変です。これが学生たちには宝の山のようで、ゼミ生は標本を手に「ぼくはこの橄欖岩(かんらんがん)が大好きで・・・」と目を輝かせていました。
 ただし研究はこの部屋だけで行うわけではありません。ゼミの学生たちは、鉱山へフィールドワークに出かけるのが恒例。昨年は国内の鉱山跡でしたが、南米のチリやカナダまで出かけた年もあるとか。

 そこで採取したサンプルは自分で解析します。このような実習を通し、環境や生命科学の領域まで考察していくのだそう。小さな鉱石からスタートして、地球環境のようなことまで研究テーマを広げていけるのが、「鉱床学」の醍醐味です。


鉱物にアツイ先生!

 どうしてこのゼミを選んだのか、ゼミ生に聞くと・・・「高校時代からこの分野に興味があったんですが、このゼミを選んだのは先生の人柄にひかれて。あまりにギャグが多いので研究も適当かと思ったら(笑)、本当に鉱物にアツイ先生です!」と言うのは、理学科・地球科学専修の川島 秀之さん。

 教育学部複合文化学科・学際コースの金谷 悠香さんは「生物の授業でガイア理論(地球をひとつの生命体と見なす説)を学んで、面白いと思ったからです。この研究室で、地球科学からガイア理論にアプローチしたいと思いました。」
 金谷さんに限らず、他の分野を専攻しながら、このゼミで卒論指導を受ける学生は多いのだそう。鉱物に熱く、研究テーマは多様! そんな先生とゼミ生たちなのです。

川島 秀之さん(中央) 金谷 悠香さん


含金銀石英脈(右) 研究室や廊下に並ぶ鉱石の標本。
2009年秋には、学内に博物標本室ができる予定。


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