
自らの頭で考え、自らの眼で確かめる。
そして、自らの手でフリーマガジン『ワセキチ』を作り上げる。
“実践と理論”をモットーにマスコミとは何たるかを追究しています。
早稲田のジャーナリズム精神が今もなお息づいているサークルです。
マスコミ研究会では年に2度フリーマガジン『ワセキチ』を発行しています。現場に脚を運び、取材をする。さまざまな分野で活躍する人物に直接話を聞き、裏付けを取る。こんな活動を積み重ねて、社会問題などを考える真面目な企画、「楽しみ楽しませる」をモットーに作られるお笑い企画の両軸を持つ雑誌ができあがります。多方面に及ぶテーマを、どうやって形にしていくのでしょう。
幹事長の内山大さんにうかがったところ、活動は内容によって3部に分かれているとのこと。時事問題や社会問題について研究する「ソーシャルリサーチ」、自由に題材を決める「バラエティー」、実際に誌面を作成する「編集部」の各分科会が、それぞれ週に1度集まります。
「ソーシャルリサーチとバラエティーは毎回作文とグループワークを行います。ソーシャルリサーチは一番堅い内容を扱い、作文のテーマも地震に対する自分の意見など、時事関係や社会問題中心です。各自が書いてきたものを一つひとつ読んでいき、お互い感想を述べて話し合います」。グループワークとは『ワセキチ』の記事制作の活動のことで、普段の活動での成果を広く発信すべく、形にする作業。こちらも同じく政治など真面目な題材をテーマに企画を立てています。
「一方でバラエティーでは、自由に題材を決めることができ、やりたいことを好きなようにやれます。作文では『私の3大ニュース』や単語を決めて文を書くなど、自由なテーマを設けます」。こちらのグループワークも、フリーマガジン発行に向けての準備だそうです。ふたつの分科会はテーマを掘り下げ文章にしていく練習を積み重ね、よりよい記事を生み出しているのですね。
そして、編集部はソーシャルリサーチ、バラエティーの制作した記事を実際に紙面の形にするのが役割だとか。「ほかのグループが記事に関する取材などを行っているあいだ、ロゴを作成するなどソフトを使う練習をしています」。同じ内容の記事でも、見た目の違いによって読者の受ける印象は変わります。編集部では、「伝えたいことを効果的に使える技術」も磨けそうです。
マスコミ研究会が作成しているフリーマガジン『ワセキチ』。年に2回発行、主に早稲田大学内で配布しています。
『ワセキチ』の企画編集のためにみんなで練習中。一年生にも丁寧に編集ソフトの使い方を教えています!
こうして作られるフリーマガジン『ワセキチ』は、これだけで早稲田大学マスコミ研究会がわかってしまうくらい、全会員の力を結集させた雑誌なのです

| サークル名 | : | 早稲田大学マスコミ研究会 |
|---|---|---|
| 活動内容 | : | フリーペーパー制作、企画 |
| 活動日 | : | 週3回 |
| 部員数 | : | 50人 |
| ホームページ | : | http://www.mass.jp/ |
| : | @welcome_massken |
フリーマガジン制作には相当な時間と労力がいるはずですが、切迫した空気になったりはしないのでしょうか?
「穏やかな人が多く、ゆったりとやっています。同期はもちろん先輩後輩仲がよく、心地いいです。全体で行く夏合宿は50人ほど参加して、海で遊んでお酒を飲みます。特にグループごとの仲がよく、普段から映画に行ったりディズニーランドに行ったりします。グループごとの合宿もあるんですよ」。右上の写真も合宿のときのもの。「春合宿は雪山で大自然を感じながら、ひたすら遊びます」。やる時はやる、遊ぶ時は遊ぶのがマス研流なのです。このように活動中も遊びも終始楽しんでいる様子のマスコミ研究会。実は内山さん、入会したきっかけは「新歓コンパが楽しくて」だったとか。「何をやっているサークルか最初はわからなかったんです。でも居心地がいいからここがいいかなと。やることを知る前に決めていました(笑)」。この人たちとなにかをやったら楽しそう、と思わせる空気は、それだけでパワーになります。そして、その雰囲気にエイッと乗ってみる積極性が、内山さんの学生生活を充実したものにしたようです。
大学生活は、どこに「新しい出合い」が転がっているかわからない、得るものの多い時期。柔軟な姿勢で、周りを常に見回していれば、新しい自分を発見できるかもしれません。キャンパス内で配られる『ワセキチ』の、バリエーション豊かな記事を読んでみることもその一歩! ぜひ手に取ってみてください。
『ワセキチ』の企画・記事作り。みんな真剣に机に向かい、仲間とページ作りをしています。 |