
よさこい踊りのサークル、東京花火は
結成からわずか6年にして、受賞多数の実力派です。
年間を通じて日本各地の祭りに参加。
最高の演舞のために、鳴子の音を響かせ毎日練習に励みます。
みなさんは「よさこい踊り」をご存知でしょうか? 1954年に戦後の不況を吹き飛ばそうとして開催された、高知県の「よさこい祭り」発祥の踊りです。お隣の徳島県の阿波踊りに対抗する形で生まれたそうなのですが、近年は全国に広がっています。
「よさこいのルールはふたつだけ。鳴子を両手に持つこと、曲のどこかに高知県の民謡であるよさこい節が入っていること。これさえ守れば、あとはどんなアレンジを加えてもOKな、すごくシンプルな踊りなんです」と語るのは代表の勢能拓哉さん。仲間たちからは「ベリー」の愛称で呼ばれています。「よさこいをやっているところの慣例で、全員にあだ名をつけてそれで呼び合うんです。なんでかはわからないんですけど、おかげですぐに打ち解けられて仲良くなれますね。時々本名を忘れてしまうこともありますが(笑)」。
踊りの自由度が高い分、どんな曲を使うか、振りはどうするか、衣装は・・・などと考えなければいけないことが多いのですが、そうやって一からみんなで決めていくのも楽しみのひとつだとか。
「毎年まず話し合ってテーマを決めます。2009年度が『妖(あやかし)』、2010年度が『万華鏡』、そして今年度が『いろは』。曲や衣装はイメージをふくらませてから業者さんにお願いするのですが、実はよさこい衣装専門の業者さんがあるんですよ(笑)。その業者さんはフィギアスケートの高橋大輔選手の衣装も手掛けたりしていて驚きました」
テーマから曲、衣装、振り付けと、すべて自分たちオリジナルでやるチームは全国的にも一握りしかないというので、相当の本気度です。とはいえ経験者は学年にひとり程度、ほとんどのメンバーが新歓やイベント出場時の演舞を見て未経験で入会しています。東京花火の演舞はYouTubeにも上がっているのでチェックしてみてください!
主な練習場所は学生会館。短い練習時間でも汗でぐっしょりになります。
本番が近付くと、外部の大きな体育館を使っての全体練習も。

| サークル名 | : | 東京花火 |
|---|---|---|
| 活動内容 | : | よさこい踊り |
| 活動日 | : | 火・土 (そのほか、自由参加の自主練習) |
| 部員数 | : | 60人(男女比3:7) |
| ホームページ | : | http://www.tokyohanabi.com/ |
毎年何万もの観客の前で踊りを披露するよさこい祭り。よさこいの一大イベントが前述のよさこい祭り。8月の頭に行われるこのお祭りに東京花火も毎年参加しています。それだけにとどまらず、日本各地のイベントに繰り出して活躍しているとか。
「5月にその代のデビュー演舞が行われ、そこからたくさんのイベントで踊ります。最大のイベントはよさこい祭りと早稲田祭の大熊講堂前での演舞ですね。よさこい祭りは全国から200個くらいのよさこいチームが高知県に集まる大きなお祭りです。ほかにも湘南・神戸・新潟・原宿などのイベントにも参加します。原宿の表参道を封鎖できるのは、天皇が関係のしている行事とよさこいのイベントだけなんですよ! 選考で残ったチームしか踊れないんですが、毎回選んでもらえて光栄に思っています」
東京花火は結成から6年で7つもの賞を獲得している実力派。腕を見込まれて外部からも出演依頼が舞い込んでくるとか。その中には思わぬところから依頼があります。
「どうやって花火を知ったかはよくわからないんですけど、イタリアと台湾から出演依頼が来ました(笑)。YouTubeを見たんじゃないかと思っているんですが」。
海外進出は費用の問題で今回は見送ったそうですが、ぜひ行ってみたいとのこと。みなさんが早稲田に来るころには、東京花火は海外でよさこいを舞っているかもしれません。