2010年度取材

環境について考える人も増えつつあります。
そんな中、環境のために様々な活動をしている学生団体が
学生環境NPO 環境ロドリゲスです。

環境を気にするだけから、実践へ

「環境改善」を大きなテーマに、有識者に意見を求めるなど自ら調査・研究し、それに対する提案・実践を行う。そしてその内容を大学内外に発信する。環境ロドリゲスはこんな活動をしています。一口に「環境」といってもその活動内容は多岐にわたり、ロドリゲスのメンバーは教育や経済、政策などさまざまな切り口から環境問題を見つめています。

ときには海岸まで出向いて、心ない人が捨てていったゴミの回収を行います。

「ロドリゲスのメンバーの主な活動は、全員が参加するイベントの企画と、それぞれの興味によって所属するチーム活動の2つ。月1回で全体ミーティングをするほかは、チームごとに企画を作っています。たとえば教育チームは、小学校の総合学習の時間に地球温暖化をわかりやすくした劇をしたり。だからロドリゲスには最初から環境問題に興味があった人ばかりではなくて、それを見る切り口として教育や経済などに関心があったという人も多いですね。あとは、今いろんなところでエコが叫ばれているので、ちょっとおもしろそうだなって思って入った人も。僕の場合は中学校の自由研究で川の水質調査をしたときから環境に興味を持っていて、大学では環境問題解決に必要な知識を得たり、経験を積んだりしたいと思ったので、それに合わせて学部(人間科学部人間環境科学科)もサークルも選びました」と幹事長の八木沼洋文さん。



早稲田祭などの多くの人が集まるイベントにはゴミもたくさん出ます。しっかりと分別をすることで資源の再利用ができるんです。

もともと環境問題に興味を持っていた八木沼さんでも、「環境問題」という大きなテーマを取り扱って活動をするなかで大変なこともあるようです。
 「自分たちの活動が本当に環境問題の解決につながっているのか、不安になるときがあるんです。たとえば割り箸や紙コップをやめて自分専用のものを使うことを進める活動をしても、それを作るためにエネルギーがかかってしまうのに、ファッション性だけで買うのは本当にエコなのかとか、それを洗剤で洗ったら環境に負荷を与えることになるのではと考えてしまいます。でもそんな不安に陥ったときでも、同じ志を持ったメンバーと環境問題の解決というひとつの目標に向かって、本気で議論を戦わせて仲を深めていくのはとても楽しいです。あとさまざまな分野の最前線で活動している方に話を聞く機会もたくさんあって、その刺激が大きいと、今後もがんばろうって思えますね」
 気にするから実践へ、どんな小さなことでも積み重ねが大切だそうです。環境に関心はあるけど意識的に行動したことはない、そういう人も多いはず。大学入学を機に、環境ロドリゲスで最初の一歩を踏み出してみませんか?


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