
今年で創立28年という伝統を持つ怪獣同盟。
ヒーローショーを再現したパフォーマンスは
大人も子供も一緒になって楽しめるのが大きな魅力。
そんな彼らの原点は「特撮で遊ぼう」というものでした。
ゴジラやウルトラマン、仮面ライダーといった特撮が盛り上がっていたころに、特撮サークルの一つとして設立された怪獣同盟。今では、早稲田でも有名な特撮系サークルとして人気になりました。「もともとは特撮で遊ぼう!というところから始まって、そこから怪獣を自分たちで作りだしたんです」。そう楽しそうに語ってくれたのは、怪獣同盟の幹事長を務める橘遼樹さん。主に着ぐるみの製作を行い、できあがった怪獣やヒーローの着ぐるみを使って映画を撮ったりするのが主な活動です。目立つパフォーマンスが人気を呼び、早稲田祭のオープニング・エンディングに出演したことも!
怪獣同盟で特筆すべきは、そのすべてが手作りだという着ぐるみで、学生サークルが作っているとは思えないほど本格的! こういう怪獣が作りたい、こんなヒーローを作ってみたいと自分たちで一からデザインし、色や構造を考え、修正を加えながら制作していくのだとか。こうしてできあがった怪獣とヒーローを携えて、映画の撮影やヒーローショーを行います。
撮影ジャンルは、定番のヒーローが悪役を倒すアクションものからコメディチック、小説『変身』を題材としたパロディものまで幅広く扱っています。またヒーローショーを作る際、どのようなことに気をつけているかという問いに対しては「たとえば早稲田祭では学生が中心ですが、子供も観に来てくれます。作る時は子供に見せることを考えつつ、学生や大人がうけるネタを仕込んだりしてシナリオを書いていますね」との答え。このようなシナリオ作りが、大人も子供も楽しめる魅力あるヒーローショーを作り上げているのです。
「めでたい怪獣」という斬新なコンセプトの「怪獣マツリ」。両手が龍、頭がしっぽになっています。
着ぐるみはすべて部員の手作り。だいたいのデザインから何度も修正を加えて理想のヒーローや怪獣を作り上げていきます。

| サークル名 | : | 怪獣同盟 |
|---|---|---|
| 活動内容 | : | 特撮サークル |
| 活動日 | : | 毎週月・水・土 |
| 部員数 | : | 20人弱 |
| ホームページ | : | http://kaijudoumei.web.fc2.com/ |
| : | @kaijudoumei |
特撮サークルでも規模や技術がしっかりあるサークルは少ないため、他大学からも入会希望者が来るそうです。「ウルトラマンの怪獣だけが好きな人や、親が好きだからその影響で入ってみた人、最近ではヒーローがイケメンだったことをきっかけに特撮を見るようになったっていう子もいますよ」と、まさに十人十色な部員たち。
サークル内では形式などかっちりとした役割があるのではなく、その時々によって好きな人が好きなことをやるというスタンス。デザインを考えるのが好きだからデザインを描こう、絵が得意ではないから映画を撮る方にまわろう、作るのが得意ではないから着ぐるみを着て動くよ、といった感じに分担されるそうです。体育会系の上下でかっちりではなく、人数も少ないのでみんなでやろう、という和気あいあいとした雰囲気のあるサークルだからこそ、自然とそういった役割分担がされるのでしょう。年2回の合宿では、いつもとは違う場所で仲間の違う一面を見つけたり、自主製作映画の新しいアイディアを探したりするそうです。
「やっぱり着ぐるみや映画を完成させたときは嬉しいです。とくに早稲田祭は部員総動員で行うため、良いものができたときは達成感を感じますね」と橘さんは語ってくれました。これまでに制作された数多くの着ぐるみと作品は怪獣同盟のホームページに掲載されているので、ぜひ、チェックしてください!
完成した着ぐるみとともにいざ本番。ヒーローが戦うには広いスペースがなくては!というわけで、撮影場所は公園や海岸など。子供たちにも大人気で写真を頼まれることもあるのだとか。 |
新歓期にみんなで作った映画をついに上映。私が作った怪獣は?あのシーンは?と始まる前からわくわくが止まらない! |