
「エジプト」といえばミイラにピラミッド!?
こどものころからなじみ深い国ですが、
「エジプト」に特化したサークルは全国でも
早稲田のほかに数えるほどしかないのです。
今年で23代目を迎えるエジプト文化研究会、通称「エジ研」。実は、考古学者として第一線で活躍する吉村作治氏を会長として設立されました。やはりもともとエジプトや考古学に興味を持っていた人が多いのでしょうか。
「もちろんそういった人もいますが、所属学部は多岐にわたっていて、エジプトに関する知識がまったくない人でもついていけますよ。週二回勉強会を開いていて、前期はエジプトの歴史について一から学びます。後期は個人で興味のあるテーマを掘り下げて発表を行うのですが、内容はエジプトに関わることならなんでもOKなので、バラエティに富んでいて興味深いですよ」と語るのは幹事長の姫野祥平さん。勉強会ではお互いに鋭い指摘をし合い、その様子はまるでちょっとしたゼミのよう。しかし、机に向かってばかりいるのではなく、アクティブな面も。
エジ研の活動は勉強会だけではありません。合宿やイベントも多く、活動のオンとオフがはっきりしているのも魅力の一つです。
「休みの日はみんなでよく遊びに行きます。実は、昨日も山手線を一周歩いてきました。ほかにもエジプトの展覧会があれば一緒に観に行きますね」
山手線一周? 「学ぶときは学ぶ、遊ぶときは遊ぶサークル」とのことですが、楽しいことをやろうとするパワーにあふれた人たちが集まってるようです!

| サークル名 | : | エジプト文化研究会 |
|---|---|---|
| 活動内容・ 活動日 |
: | 週2回の勉強会のほか、 年3回の合宿 |
| 部員数 | : | 40名(随時会員募集) |
| ホームページ | : | http://ejiken.pinoko.jp/ |
早稲田大学には様々な学部があるので、自分のやりたいことができる大学だと思います。僕自身も古代の遺跡について勉強したいという一心で入学しました。皆さんも頑張って受験を乗り越えて自分のやりたいことを成し遂げて下さい。応援しています。
幹事長・姫野 祥平さん
エジ研の活動は勉強会だけにとどまらず、「遠征」と銘打って、実際に現地にも足を運びます。エジ研最大(にして最強)のイベントですが、内容を聞くと、まさにその名の通り「遠征」でした。
「今年は情勢が悪くて行けなかったのですが、春休みに1カ月ほどエジプト全土を巡ります。ナイル川沿いの遺跡をほぼしらみつぶしにするので、ピラミッドはもちろん旅行会社のツアーでは行けないようなマイナーな遺跡を目にすることもできます。勉強会で学んだことに実際に生で触れられるのが醍醐味ですね」。1カ月かけて全土をしらみつぶしに・・・。その間、どれだけの出会い、感動、トラブル、仲間との交流があるでしょう。1カ月の海外旅行に行くとなると、つい「せっかくだから」といくつもの国をめぐりたくなってしまいますが、こんなふうにひとつの国に密着するという旅から得るものも大きそうです。
「遺跡だけでなく、エジプト料理を堪能したり、カイロやイスラームなどの旧市街も散策するので、古代と現代のエジプトを垣間見られるのは大きな魅力です。多くの方にとって、エジプトに興味をもつきっかけはピラミッドなどの巨大建造物ではないかと思います。しかし、今ではヒエログリフも解読されていて当時の宗教的な死生観を知ることもできるなど、エジプトには多くの魅力が詰まっているのですよ」。
長期独裁に終止符が打たれ、今生まれ変わろうとしているエジプト。古代のロマンから変革の時を迎えた現在まで、魅力あふれる姿を自分の目で確かめたい人はエジ研へ!
早稲田祭では屋台を出店します。エジプト料理をふんだんに味わえるほか、屋台の装飾や衣装だけでも十分にエジプト気分が味わえそうです。