2011年度取材

早稲田でも数個しかないスキューバダイビングサークルのひとつ、
「スキューバダイビングチームあんこう」。
初心者として参加するメンバーがほとんどですが、
いちど海に潜ってしまえば全員がダイビングに魅せられてしまいます。

海での楽しみ方は十人十色

照りつける陽光と真っ青な海。スキューバダイビングと聞くと真夏のレジャーというイメージを持っている人も多いのではないかと思いますが、普段はいったいどんな活動をしているのでしょうか?

「僕たちのサークルでは毎週集まってまとまった活動をするということはなく、活動内容は合宿がすべてといってもいいくらいです。スキューバダイビングにはかなりのお金がかかるので、普段は合宿に向けて各自せっせとアルバイトをしています。資金調達も活動の一部です(笑)」 と、幹事長の濱谷太郎さん。
 定期的な活動がないぶん、年5回の合宿では毎日のように潜ります。スキューバダイビングにはライセンスが必要なので、サークルに入ると、まず行われるのがライセンス取得のための合宿です。そしてその合宿を終えたときには、「水中に広がる光景は格別」とみんな口を揃えるのだそうです!
 「訪れる島によって海の特徴も違うので、行くたびに新たな発見がありますね。僕たちのサークルでは結構深いところまで潜るのですが、そのような場所でこそ見られる小さな生物を見るのが好きな人もいますし、マグロやマンタなどの大きな魚を見ることに喜びを感じる人もいる。洞窟のような場所に上から光が差し込んでキラキラしているのが良いというサークル員もいます。楽しみ方は人それぞれですね」

サークルで貸しきったクルーザーで海に乗り出します!
小笠原諸島の澄んだ海。潜った者にしかわからない、海を“飛ぶ”感覚を堪能します。


あんこうでは、ダイビングの安全面を考慮してサークル入会の際に定員を設けています。常に危険と隣り合わせ海の中では、お互いのコミュニケーションが安全に楽しむ鍵となります。

「1回の合宿で、長時間少人数で一緒に過ごしていたら隠すことなんてないくらい密な関係になります。合宿には全参加という条件のもとサークルに入ってもらっているので、合宿に行けば全員に会える。“たまにしか来ない”っていう人がいない状態なので、お互いの信頼関係も築きやすいですね。海のなかで喋ることは難しいので、マグネットボードやジェスチャーを使って意思疎通をはかります。また、水中では各学年ひとりずつ計3人のグループになって行動するので、学年間の隔たりもありません。サークル員は“仲間”というよりもはや“家族”といってもいいぐらいの関係ですね」
 水中という非日常の空間でお互いに協力し合うという活動が、サークル員の絆を深めているようですね。

宮古島のダイビングポイント「アントニオガウディ」。
ガウディの建築を彷彿とさせる自然の造形美からこの名前が付いています。


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